岩手県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年06月29日 16:27,
更新日 2024年07月01日 06:24
7月1日6時21分、盛岡地方気象台は、岩手県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
盛岡地方気象台の発表内容
岩手県では、大雨の峠は越えましたが、1日昼前にかけて、大雨による土砂災害や河川の増水に注意してください。
気象概況
梅雨前線が華中から対馬海峡を通り北日本にのびており、前線上の低気圧が日本海北部を東北東に進んでいます。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、岩手県では雨の降っている所があり、これまで降った雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。
雨の実況
降り始め(6月30日13時)から7月1日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
西和賀町沢内 137.0mm
雫石町葛根田 128.0mm
滝沢 114.0mm
雫石 99.0mm
盛岡市薮川 95.5mm
花巻市豊沢 94.0mm
盛岡 81.5mm
雨の予想
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
内陸 20mm
沿岸北部 10mm
沿岸南部 10mm
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
内陸 30mm
沿岸北部 20mm
沿岸南部 10mm
防災事項
岩手県では、大雨の峠は越えましたが、1日昼前にかけて、大雨による土砂災害や河川の増水に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
これで、「大雨に関する岩手県気象情報」は終了します。