富山県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年10月06日 15:19,
更新日 2024年10月06日 16:34
10月6日16時23分、富山地方気象台は、警報・注意報に先立ち注意・警戒を呼びかけるため富山県に発表していた気象情報を更新した。
富山地方気象台の発表内容
富山県では、7日昼過ぎから8日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
気象概況
前線が日本の南岸に停滞しています。7日朝にかけて前線が北陸地方まで北上し、前線上の東北地方に低気圧が発生する見込みです。低気圧は7日夜には日本の東に進み、前線が8日にかけて本州の南へ南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、富山県では7日は大気の状態が不安定となり、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
7日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 30mm
西部 30mm
6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 80mm
西部 80mm
その後、7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 60mm
西部 60mm
防災事項
富山県では、7日昼過ぎから8日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨に関する富山県気象情報」は、7日6時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった富山県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。