石川県、高波と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2025年01月27日 16:43,
更新日 2025年01月29日 16:52
1月29日16時49分、金沢地方気象台は、石川県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
金沢地方気象台の発表内容
石川県では30日夜遅くにかけて高波に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
気象概況
日本付近は30日にかけて冬型の気圧配置が続き、北陸地方の上空約5500mには氷点下33度以下の寒気が流れ込むでしょう。
石川県では、海上を中心に雪を伴って強い風が吹き、海はしけが続く見込みです。また、大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達するでしょう。
波の予想
29日に予想される波の高さ
加賀 5m
能登 5m うねりを伴う
30日に予想される波の高さ
加賀 5m
能登 5m うねりを伴う
防災事項
石川県では、30日夜遅くにかけて高波に警戒してください。令和6年能登半島地震で損傷を受けた能登の海岸施設の周辺では、越波による浸水に注意が必要です。
また、石川県では30日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「高波と雷及び突風に関する石川県気象情報」は、30日6時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い、石川県では大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準や洪水警報・注意報の流域雨量指数基準および高潮警報・注意報の基準を通常より引き下げた暫定基準で運用している市町があります。