富山県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年07月07日 05:15,
更新日 2024年07月11日 11:31
7月11日11時27分、富山地方気象台は、富山県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
富山地方気象台の発表内容
東部では、11日夕方にかけて土砂災害に警戒し、西部では注意・警戒してください。
気象概況
梅雨前線が華中から本州付近を通って日本の東にのびています。前線上の日本の東には低気圧があって、東北東に進んでいます。11日は前線が本州付近を南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、富山県では11日夕方にかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。
大雨の峠は越えましたが、富山県では、これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があります。
雨の実況
降り始め(9日06時)から11日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
立山芦峅 62.0mm
氷見 54.5mm
上市町東種 52.0mm
宇奈月 50.0mm
五箇山 50.0mm
雨の予想
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 20mm
西部 20mm
11日12時から12日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 30mm
西部 30mm
防災事項
東部では、11日夕方にかけて土砂災害に警戒し、西部では注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで、「大雨に関する富山県気象情報」は、終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった富山県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。