新潟県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年07月07日 05:35,
更新日 2024年07月11日 11:11
7月11日11時6分、新潟地方気象台は、新潟県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
新潟地方気象台の発表内容
下越、中越、上越では、11日夕方かけて土砂災害に注意・警戒してください。
気象概況
梅雨前線が華中から本州付近を通って日本の東にのびています。前線上の日本の東には低気圧があって、東北東に進んでいます。11日は前線が本州付近を南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、新潟県では11日夕方にかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。
大雨の峠は越えましたが、これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。
雨の実況
11日10時現在の24時間降水量(アメダスによる速報値)
新発田市赤谷 93.0mm
関川村下関 88.5mm
新潟 83.5mm
加茂市宮寄上 72.5mm
柏崎 71.5mm
雨の予想
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
下越 10mm
中越 20mm
上越 20mm
11日12時から12日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 10mm
中越 30mm
上越 30mm
防災事項
下越、中越、上越では、11日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨に関する新潟県気象情報」は、終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。