青森県、大雪と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2024年12月28日 11:41,
更新日 2024年12月28日 17:20
12月28日16時52分、青森地方気象台は、青森県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
青森地方気象台の発表内容
津軽と三八上北では、気圧の谷や強い冬型の気圧配置の影響により、29日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、大雪となる所がある見込みです。大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、青森県では、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。
気象概況
日本付近は29日にかけて強い冬型の気圧配置となり、東北地方の上空約5500mには氷点下39度以下の強い寒気が流れ込むため、青森県では、29日は大気の状態が非常に不安定となるでしょ
このため、津軽と三八上北では、大雪となる所がある見込みです。雪雲が停滞した場合は、警報級の大雪となる可能性があります。
また、青森県では積乱雲が発達し、雷の発生する所がある見込みです。
雪の予想
28日18時から29日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 50cm
津軽の平地 30cm
下北の山沿い 30cm
下北の平地 20cm
三八上北の山沿い 50cm
三八上北の平地 30cm
防災事項
津軽と三八上北では、29日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれに注意してください。
青森県では、29日明け方から夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
この情報は「雷と突風及びひょうに関する青森県気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雪と雷及び突風に関する青森県気象情報」は、29日6時頃に発表する予定です。