⏩ 太陽系外の惑星で“地球外生命体の手がかり”発見
⏩ 進化した宇宙望遠鏡や探査機のプロジェクトが進行中
⏩ 数十年以内に発見される可能性
2023年9月、イギリスの研究チームは、地球外生命体の手がかりを発見した可能性があることを報告した。観測に使われたのは、7月に観測史上最も遠い大型ブラックホールをとらえたことでも知られる、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡だ。
見つかった“手がかり”の確認は、1年以内に行われる見込みだ。研究を率いた英ケンブリッジ大学天文学研究所のニック・マドゥスダン教授は、「宇宙の生命についての我々の理解は、5年以内に『大きな変化』を迎える」と予測している。
同様の見通しを持つ専門家は他にもおり、今後数十年、早ければ数年の間に進展が見込まれている。“地球外生命体の手がかり”とは何で、なぜ地球外生命体の発見が近いと言われているのだろうか?