三重県、大雨と高波及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2023年05月31日 16:52,
更新日 2023年10月26日 20:08
6月3日5時43分、津地方気象台は、三重県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
津地方気象台の発表内容
三重県では、これまでに降った大雨により、地盤の緩んでいる所や河川の増水している所があります。3日昼前まで土砂災害、河川の増水に注意してください。
気象概況
台風第2号は、3日3時には日本の南を1時間におよそ35kmの速さで東北東に進んでいます。また、千島近海にある低気圧から前線が本州付近にのびています。
三重県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や河川の増水している所があります。
雨の実況
降り始め(1日1時)から3日5時までの降水量(アメダスによる速報値)
鳥羽 507.0mm
熊野新鹿 490.5mm
尾鷲 454.5mm
大紀町藤坂峠 439.5mm
南伊勢 437.0mm
なお、2日の日降水量は、
鳥羽 481.0mm(1978年統計開始以来)
南伊勢 401.0mm(1978年統計開始以来)
藤坂峠 385.5mm(1976年統計開始以来)
を観測し、それぞれ通年の極値を更新しました。
防災事項
3日昼前まで土砂災害、河川の増水に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
これで「大雨と高波及び突風に関する三重県気象情報」は、終了します。