鹿児島県(奄美地方を除く)、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年06月19日 05:37,
更新日 2024年06月30日 05:39
![](https://d2u09cimvetfco.cloudfront.net/weather_informations/images/news/68969/20240629203343_0_VPFJ50_460100_index.png?ver=20240629203343_0_VPFJ50_460100&d=640x360)
6月30日5時33分、鹿児島地方気象台は、鹿児島県(奄美地方を除く)に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
鹿児島地方気象台の発表内容
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、7月1日明け方まで土砂災害に十分注意してください。
気象概況
梅雨前線が華中から朝鮮半島を通り西日本にのびており、日本海西部の前線上の低気圧が東北東へ進む見込みです。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となる見込みです。
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方の大雨の峠は越えましたが、6月20日からの総降水量が800mmを超える記録的な大雨となっている所があり、地盤が緩んでいる所があります。このため、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
雨の実況
降り始め(20日02時)から30日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
錦江町田代 875.0mm
指宿 866.5mm
南大隅町佐多 815.0mm
枕崎 806.5mm
鹿児島市喜入中名町 799.0mm
雨の予想
30日から7月1日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
薩摩地方 20mm
大隅地方 20mm
種子島・屋久島地方 20mm
30日6時から7月1日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
薩摩地方 60mm
大隅地方 60mm
種子島・屋久島地方 50mm
防災事項
注意事項:土砂災害、落雷、突風
桜島では、土石流に注意してください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は「大雨と突風に関する鹿児島県(奄美地方を除く)気象情報」を引き継ぐものです。
次の情報は、30日16時30分頃に発表する予定です。