福島県、大雨と雷及びひょうに関する気象情報が発表
公開日 2024年08月14日 05:33,
更新日 2024年08月14日 05:33
8月14日5時30分、福島地方気象台は、福島県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雨と雷及びひょうに関する気象情報を発表した。
福島地方気象台の発表内容
福島県では、暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響により、大気の状態が不安定となり、大雨となる所がある見込みです。14日昼過ぎから夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
気象概況
日本海北部には、台風第5号から変わった熱帯低気圧があって、ほとんど停滞しています。東北地方では、熱帯低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、日中は気温上昇の影響も加わるため、14日は大気の状態が不安定となるでしょう。
このため、福島県では、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
雨の予想
14日に予想される1時間降水量は多い所で、
中通り 50mm
浜通り 50mm
会津 50mm
14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
中通り 80mm
浜通り 80mm
会津 80mm
防災事項
福島県では、14日昼過ぎから夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。
なお、15日も午後を中心に大気の状態が不安定となり、大雨となるおそれがあります。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
「大雨と雷及びひょうに関する福島県気象情報」は、本号限りです。