三重県、大雨に関する気象情報が発表
公開日 2024年09月02日 03:07,
更新日 2024年09月02日 03:08
9月2日2時28分、津地方気象台は、三重県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雨に関する気象情報を発表した。
津地方気象台の発表内容
三重県では、警報級の大雨のおそれはなくなりましたが、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。引き続き、2日昼前にかけて土砂災害に注意してください。
気象概況
台風第10号から変わった熱帯低気圧は、岐阜県付近をゆっくりと北上しています。三重県に大雨をもたらした発達した雨雲は弱まり、警報級の大雨のおそれはなくなりました。
雨の実況
2日02時現在の48時間降水量(アメダスによる速報値)
大紀町藤坂峠 282.5mm
松阪市粥見 242.0mm
紀北町紀伊長島 190.5mm
津市笠取山 172.5mm
津市白山 165.0mm
降り始め(8月25日18時)から9月2日02時までの降水量(アメダスによる速報値)
大台町宮川 745.0mm
尾鷲 707.5mm
大紀町藤坂峠 690.5mm
津 618.0mm
松阪市粥見 603.5mm
津では1日04時40分までの72時間に471.5mmの雨を観測しました。この値は、1976年の統計開始以降の観測史上1位となります。(アメダスによる速報値)
防災事項
土砂災害に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
この情報は「台風第10号に関する三重県気象情報」を引き継ぐものです。
これで、「大雨に関する三重県気象情報」は、終了します。