奈良県、大雨に関する気象情報が発表
公開日 2024年09月02日 05:51,
更新日 2024年09月02日 05:51
9月2日5時46分、奈良地方気象台は、奈良県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雨に関する気象情報を発表した。
奈良地方気象台の発表内容
北部では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
気象概況
北部では、台風第10号によるこれまでの大雨の影響で、土砂災害の危険度が高まりやすい状況となっています。また、暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となっており、2日夜遅くにかけて局地的に雷雲が発達する見込みです。雨雲が予想より発達した場合は、北部では2日昼過ぎから夜遅くにかけて警報級の大雨となる可能性があります。
雨の実況
降り始め(8月26日09時)から9月2日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
下北山村佐田 491.5mm
十津川村葛川 338.5mm
上北山村小橡 329.0mm
曽爾 324.0mm
雨の予想
奈良県では、2日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
北部 30mm
南部 30mm
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 60mm
南部 60mm
防災事項
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
落雷や突風に注意してください。
補足事項
この情報は「令和6年 台風第10号に関する奈良県気象情報」を引き継ぐものです。
本号で終了しますが、急な気象状況の変化があれば随時お知らせします。
今後発表する防災気象情報に留意してください。