新潟県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新

気象概況

前線が日本海から北陸地方を通って日本の東にのびており、19日夜には前線が関東の東に南下する見込みです。また、20日は日本海の別な前線が北陸地方に南下するでしょう。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため20日にかけて大気の非常に不安定な状態が続き、新潟県では雷を伴い断続的に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

その後も前線の影響を受けやすく、21日から22日も雨が強まり警報級の大雨となる可能性があります。

これまでに降った雨や令和6年能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

雨の予想

19日に予想される1時間降水量は多い所で、

下越 30mm

中越 40mm

上越 40mm

佐渡 30mm

20日に予想される1時間降水量は多い所で、

下越 30mm

中越 20mm

上越 20mm

佐渡 30mm

19日12時から20日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、

下越 80mm

中越 80mm

上越 80mm

佐渡 80mm

その後、20日12時から21日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、

下越 100mm

中越 80mm

上越 80mm

佐渡 80mm

防災事項

中越では19日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、新潟県では河川の増水や氾濫に警戒してください。また、20日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

次の「大雨と雷及び突風に関する新潟県気象情報」は、19日17時頃に発表する予定です。

お知らせ

令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。