石川県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年10月06日 04:59,
更新日 2024年10月06日 11:00
10月6日10時45分、金沢地方気象台は、警報・注意報に先立ち注意・警戒を呼びかけるため石川県に発表していた気象情報を更新した。
金沢地方気象台の発表内容
石川県では、7日昼前から8日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
気象概況
前線が日本の南岸に停滞しています。この前線は7日は北陸地方まで北上し、8日にかけて本州を南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、石川県では7日昼前から夕方にかけて雷を伴い激しい雨の降る所があるでしょう。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。令和6年能登半島地震や9月21日から22日にかけての記録的な大雨により、地盤の緩んでいる所や河川の増水している所があります。特に能登の被災地域では少ない雨量でも土砂災害や洪水災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
7日に予想される1時間降水量は多い所で、
加賀 30mm
能登 30mm
6日12時から7日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
加賀 50mm
能登 60mm
その後、7日12時から8日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
加賀 80mm
能登 80mm
防災事項
石川県では、7日昼前から8日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨に関する石川県気象情報」は、6日17時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い、石川県では大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準や洪水警報・注意報の流域雨量指数基準および高潮警報・注意報の基準を通常より引き下げた暫定基準で運用している市町があります。