個人的に今年最も印象が変わった1人として、ジャーナリストの望月衣塑子氏がいる。望月氏と言えば、官房長官による記者会見では歯に衣着せぬ批判をぶつけるだけでなく、自らの主張とも取れるような発言をおこなうことで、賛否両論を浴びてきた。
時には忖度なきジャーナリストの鑑として称賛され、ついには同氏をモデルにした映画まで撮られた。ちなみに、Netflix でもドラマ化されてて、昔感想呟いたなと思ったら、思ったより悪口書いてた。
来年は、公の場で「クッソきしょい」とか言わないようにしたい。酒飲みながら Twitter もやらないようにしたい。(多分無理)
真面目な話、この作品をめぐっては、同作プロデューサーが森友事件の遺族に謝罪したという顛末も報じられているので、全体的に評価しづらい部分は多いと思う。
とはいえ、それはそれとして望月氏については、自分も「記者ならば記者会見で自身の規範的主張をするべきではない」という考えから、指示できない部分が多かった。忖度なき取材を評価しつつ、記者会見でのスタンドプレーのようにも見える振る舞いを批判することは、十分に可能だからだ。
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ところが、その印象が変わったのが今年のジャニーズ問題だった。