広島県、大雪と突風及び降ひょうに関する気象情報が発表
公開日 2025年03月17日 17:25,
更新日 2025年03月17日 17:25

3月17日17時13分、広島地方気象台は、広島県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雪と突風及び降ひょうに関する気象情報を発表した。
広島地方気象台の発表内容
広島県の山地では、18日夜遅くから19日にかけて大雪となる見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。また広島県では、18日から19日にかけて竜巻などの激しい突風や降ひょう、落雷に注意してください。
気象概況
18日から19日にかけて、中国地方の上空約5500mに、平年より10度以上低い、氷点下33度以下の寒気が流れ込む見込みです。また、黄海付近にある低気圧が発達しながら西日本を進み、19日にかけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。この低気圧に向かって流れ込む湿った空気や上空の寒気の影響により、広島県では18日から19日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
雪の予想
山地では、18日夜遅くから19日にかけて大雪となる見込みです。雪雲が現在の予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
17日18時から18日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
南部 山地 15cm
南部 平地 1cm
北部 山地 15cm
北部 平地 2cm
その後、18日18時から19日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
南部 山地 40cm
南部 平地 3cm
北部 山地 40cm
北部 平地 5cm
防災事項
積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。
着雪による倒木や電線切断、なだれ、竜巻などの激しい突風や降ひょう、落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため注意してください。
農作物や農業施設の管理に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雪と突風及び降ひょうに関する広島県気象情報」は、18日6時頃に発表する予定です。