大津川水系大津川・槇尾川(大阪府)が氾濫危険水位に到達して、氾濫する危険性
公開日 2023年06月02日 13:10,
更新日 2023年06月02日 13:11
6月2日13時00分、大阪府と大阪管区気象台は、大津川水系大津川・槇尾川で氾濫危険水位に到達し、氾濫の恐れがあると発表した。
危険な場所からの避難が必要とされる「警戒レベル4相当」にあたり、河川がいつ氾濫してもおかしくない状態である。
災害が想定されている区域等では、自治体からの避難指示の発令に留意するとともに、避難指示が発令されていなくても自ら避難判断をすることが望ましい。
大阪府と大阪管区気象台は、観測所ごとの川の危険度や防災上の留意点を以下のように発表している。
【警戒レベル4相当】これは、避難指示の発令の目安です。槇尾川の川中橋水位観測所(和泉市)では、「氾濫危険水位」に到達しました。槇尾川では堤防決壊等による氾濫のおそれがあり、泉大津市、和泉市、泉北郡忠岡町、高石市では浸水するおそれがあります。直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。
氾濫想定地区
▽ 氾濫による浸水が想定される地区は、以下の通り
大阪府泉大津市
大阪府和泉市
大阪府忠岡町
大阪府高石市
雨量情報
多いところで1時間に40ミリの雨が降っています。 この雨は当分この状態が続くでしょう。
大津川水系流域の2日9時40分〜2日12時40分までの流域平均雨量は87ミリ。2日12時40分〜2日15時40分までの流域平均雨量の見込みは50ミリ。