富山県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年06月27日 11:15,
更新日 2024年06月28日 16:49
6月28日16時45分、富山地方気象台は、富山県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
富山地方気象台の発表内容
富山県では、28日夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒してください。
気象概況
梅雨前線が華中から西日本を通って東日本にのびており、前線上の若狭湾付近には低気圧があって東へ進んでいます。29日にかけて、低気圧は東日本を通過して日本の東に進み、前線が西日本から東日本を南下する見込みです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため、富山県では、29日明け方にかけて雷を伴い強い雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨雲が予想よりも発達したり、停滞した場合には警報級の大雨となるおそれがあります。
令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
28日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 20mm
西部 20mm
29日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 20mm
西部 20mm
28日18時から29日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 60mm
西部 60mm
防災事項
富山県では、28日夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨に関する富山県気象情報」は終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった富山県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。