奈良県、大雨と突風及び落雷に関する気象情報が更新
公開日 2024年06月30日 06:25,
更新日 2024年07月02日 06:24
7月2日6時9分、奈良地方気象台は、奈良県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
奈良地方気象台の発表内容
北部では、2日夕方にかけて、土砂災害に十分注意してください。
気象概況
梅雨前線が華中から西日本を通って東日本の太平洋側にのびています。2日は日本付近の梅雨前線は西から次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、奈良県では大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は、2日夕方まで続き、局地的に雷雲が発達するでしょう。
北部では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があります。予想より雨雲が発達や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
雨の実況
降り始め(6月29日20時)から7月2日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
十津川村風屋 111.5mm
天川 104.5mm
上北山村小橡 103.0mm
十津川村葛川 99.0mm
奈良市針 82.0mm
宇陀市大宇陀 79.5mm
雨の予想
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 50mm
防災事項
土砂災害に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
本号で終了しますが、急な気象状況の変化があれば随時お知らせします。
今後発表する防災気象情報に留意してください。