野川・仙川(東京都)が氾濫危険水位に到達して、氾濫する危険性

公開日 2024年08月07日 00:15,

更新日 2024年08月07日 00:16

発表から1日以上が経過した情報です。

8月7日0時10分、東京都と気象庁は、野川・仙川で氾濫危険水位に到達し、氾濫の恐れがあると発表した。

危険な場所からの避難が必要とされる「警戒レベル4相当」にあたり、河川がいつ氾濫してもおかしくない状態である。

災害が想定されている区域等では、自治体からの避難指示の発令に留意するとともに、避難指示が発令されていなくても自ら避難判断をすることが望ましい。

東京都と気象庁は、観測所ごとの川の危険度や防災上の留意点を以下のように発表している。

【警戒レベル4相当】これは、避難指示の発令の目安です。 流域の住民は、建物の二階に避難するなど浸水に警戒してください。 特に、地下施設は水が流れ込むおそれがありますので、十分警戒してください。 <水位>  野川・仙川の各水位観測所の実況水位(6日23時54分)と予測水位(7日0時50分までの最大値) は次のとおりです。 大沢池上水位観測所[三鷹市]  実況 2.31(A.P.40.06)m 氾濫発生水位まで あと39センチ  予想 2.65(A.P.40.40)m 氾濫発生水位まで あと5センチ 鎌田橋野川水位観測所[世田谷区]  実況 2.08(A.P.11.86)m 氾濫発生水位まで あと435センチ  予想 2.48(A.P.12.26)m 氾濫発生水位まで あと395センチ 鎌田橋仙川水位観測所[世田谷区]  実況 0.54(A.P.15.04)m 氾濫発生水位まで あと220センチ  予想 0.80(A.P.15.30)m 氾濫発生水位まで あと194センチ 今後、これらの基準点において水位上昇の危険があるので、注視して下さい。

氾濫想定地区

▽ 氾濫による浸水が想定される地区は、以下の通り
東京都世田谷区世田谷区
東京都狛江市狛江市
東京都調布市調布市
東京都三鷹市三鷹市
東京都小金井市小金井市
東京都府中市府中市

雨量情報

多いところで1時間に40ミリの雨が降っています。 この雨は今後次第に弱まるでしょう。

野川・仙川流域の6日22時40分〜6日23時40分までの流域平均雨量は35ミリ。6日23時40分〜7日0時40分までの流域平均雨量の見込みは14ミリ。

2024/08/07 00:10 気象庁本庁 発表

🎀 おすすめの記事

自民党総裁選、主要候補者の政策は?石破茂、小泉進次郎、高市早苗、河野太郎、上川陽子、小林鷹之ら各氏

無料記事 / 政治

2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示された。8月の岸田文雄総理大臣による退陣表明を受けておこなわれる今回の選挙は、事実上、次の総理を決める選挙となる(太字は筆者による、以下同様)。本選挙の候補者···

AI、巨額調達続くものの、逆風か?Sakana AI ら調達するも、Nvidia株は下落

有料記事 / テクノロジー

ChatGPT が2022年11月に発売されてから、生成 AI ブームが瞬く間に始まった。当初、この技術は第4次産業革命を引き起こし、世界を完全に作り変えてしまうとさえ言われていた。2023年、Gol···

知の流通とは何か - イシケンの部屋

有料記事 / オピニオン・お知らせ

先日、間違えて「The HEADLINEをなぜやるのか、そして何を目指しているのか」という4年前の記事を最新日時で公開してしまったら、予想外に多くの人に見てもらったのだが、最近はちょっと違うことを考え···

グリーンハッシングとは何か?環境配慮を "あえてアピールしない" 理由は

有料記事 / 環境

企業の間で、グリーンハッシング(green hushing)と呼ばれる現象が広がっている。グリーンは「環境」、ハッシングは「黙らせる」をそれぞれ意味する言葉だ。企業が実態に見合わない環境への配慮をアピ···

ネイチャーポジティブとは何か?カーボンニュートラルに次ぐ、企業開示の重要トピックへ

有料記事 / 環境

今や、カーボンニュートラルは誰もが知る概念となったが、環境問題の世界では次なるキーコンセプトとして、ネイチャーポジティブが注目されている。ネイチャーポジティブは、生物多様性に関係する目標だ。生物多様性···

わたしたちについて

法人サポーターのお願い

👑 法人サポーター

本地域に他に発表されている気象情報

雷注意報
強風注意報
波浪注意報

全国の警報・注意報

特別警報 警報 注意報 解除

付近の気象・災害情報

気象・災害情報

ライフライン

スポーツ

🔥 いま読まれている記事

すべてのランキングを見る
最新情報を受け取る

ニュースレターやTwitterをチェックして、最新の記事やニュースを受け取ってください。

メンバーシップで支援する

The HEADLINE は、有料メンバーシップの皆様からの支援で成り立っています。いますぐ無料トライアル(10日間、その後月額980円)に参加して、500本以上の解説記事をご覧ください。