宮城県、令和6年 台風第7号に関する気象情報が更新
公開日 2024年08月14日 17:17,
更新日 2024年08月17日 16:36
8月17日16時31分、仙台管区気象台は、宮城県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
仙台管区気象台の発表内容
強い台風第7号は、日本の東を北東へ進んでいます。宮城県では、暖かく湿った空気の影響により、大雨となっている所があります。17日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
気象概況
強い台風第7号は、17日15時には日本の東にあって、1時間におよそ20kmの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は965hPa、中心付近の最大風速は40m、最大瞬間風速は55mで、中心の南東側130km以内と北西側95km以内では風速25m以上の暴風となっています。
東北地方では、台風周辺の暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響により、大気の状態が不安定となっています。
このため、宮城県では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。積乱雲の動きが遅く、同じ所で激しい雨が続いた場合は、警報級の大雨となる可能性があります。また、東部の海上では、18日にかけてしけるでしょう。
雨の予想
17日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 30mm
西部 30mm
17日18時から18日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 50mm
西部 50mm
波の予想
17日に予想される波の高さ
5m うねりを伴う
18日に予想される波の高さ
4m うねりを伴う
防災事項
宮城県では、17日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。また、東部の海上では、18日昼前にかけてうねりを伴った高波による船舶や沿岸施設への被害に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
これで、「令和6年 台風第7号に関する宮城県気象情報」は終了します。