新潟県、令和6年　台風第7号に関する気象情報が更新

気象概況

非常に強い台風第7号は、17日3時には銚子市の東にあって、1時間におよそ20kmの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60mとなっています。

台風第7号は、関東地方や東北地方からは離れつつあります。

暖かく湿った空気の影響で、下越、中越、上越では17日夕方にかけて雷を伴って強い雨の降る所があるでしょう。同じ地域で雨が降り続いた場合は、中越、上越では警報級の大雨となるおそれがあります。

また、令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

雨の予想

17日に予想される1時間降水量は多い所で、

下越 20mm

中越 20mm

上越 20mm

17日6時から18日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

下越 40mm

中越 60mm

上越 60mm

防災事項

中越、上越では17日夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

これで「令和6年 台風第7号に関する新潟県気象情報」は終了します。

お知らせ

令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。