奈良県、令和6年 台風第10号に関する気象情報が更新
公開日 2024年08月25日 17:35,
更新日 2024年09月01日 16:42
9月1日16時39分、奈良地方気象台は、奈良県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
奈良地方気象台の発表内容
奈良県では、2日夕方にかけて土砂災害に、2日明け方まで低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
気象概況
台風第10号は、1日12時に熱帯低気圧に変わり、東海道沖をゆっくりとした速さで北西へ進んでいます。
奈良県では、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、2日明け方まで大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
熱帯低気圧の動向によっては、2日夕方にかけて警報級の大雨となる可能性があります。
雨の実況
降り始め(8月26日09時)から9月1日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
下北山村佐田 491.0mm
十津川村葛川 338.5mm
上北山村小橡 328.5mm
雨の予想
奈良県では、2日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
1日から2日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
北部 40mm
南部 40mm
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 120mm
南部 100mm
防災事項
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「令和6年 台風第10号に関する奈良県気象情報」は終了しますが、今後、「大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報」を2日6時頃に発表する予定です。