新潟県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2024年08月27日 06:09,
更新日 2024年08月28日 16:35
8月28日16時31分、新潟地方気象台は、新潟県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
新潟地方気象台の発表内容
新潟県では、28日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、28日夜のはじめ頃まで落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
気象概況
前線が日本海から北日本を通り千島近海にのびており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため、新潟県では28日夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
28日に予想される1時間降水量は多い所で、
下越 30mm
中越 30mm
上越 30mm
佐渡 30mm
28日18時から29日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 50mm
中越 50mm
上越 50mm
佐渡 40mm
防災事項
新潟県では、28日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、28日夜のはじめ頃まで落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨と雷及び突風に関する新潟県気象情報」は終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。