宮城県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が発表
公開日 2024年08月28日 05:03,
更新日 2024年08月28日 05:04
8月28日5時0分、仙台管区気象台は、宮城県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雨と雷及び突風に関する気象情報を発表した。
仙台管区気象台の発表内容
宮城県では、前線や暖かく湿った空気の影響により、28日夜遅くにかけて、大雨となる所がある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意してください。
気象概況
前線が、日本海から北日本を通り千島近海にのびています。前線は、29日にかけて東北地方に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、宮城県では大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が同じ場所に停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
雨の予想
28日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 40mm
西部 40mm
28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 80mm
西部 80mm
防災事項
宮城県では、28日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
「大雨と雷及び突風に関する宮城県気象情報」は、本号限りです。