本庄川(宮崎県)が氾濫危険水位に到達して、氾濫する危険性
公開日 2024年08月29日 09:43,
更新日 2024年08月29日 09:44
8月29日9時40分、宮崎河川国道事務所と宮崎地方気象台は、本庄川で氾濫危険水位に到達し、氾濫の恐れがあると発表した。
危険な場所からの避難が必要とされる「警戒レベル4相当」にあたり、河川がいつ氾濫してもおかしくない状態である。
災害が想定されている区域等では、自治体からの避難指示の発令に留意するとともに、避難指示が発令されていなくても自ら避難判断をすることが望ましい。
宮崎河川国道事務所と宮崎地方気象台は、観測所ごとの川の危険度や防災上の留意点を以下のように発表している。
【警戒レベル4相当】これは、避難指示の発令の目安です。本庄川の嵐田水位観測所(東諸県郡国富町)では、「氾濫危険水位」に到達しました。本庄川では堤防決壊等による氾濫のおそれがあり、東諸県郡国富町、東諸県郡綾町、宮崎市では浸水するおそれがあります。直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。
氾濫想定地区
▽ 氾濫による浸水が想定される地区は、以下の通り
宮崎県宮崎市瓜生野、大瀬町、糸原、金崎、堤内、金崎(本庄川左岸(深年川合流点))、吉野
宮崎県国富町岩地野、塚原、木脇(深年川左岸)、宮王丸、木脇(深年川右岸)、本庄、三名、嵐田、竹田
宮崎県綾町入野、南俣、北俣
雨量情報
多いところで1時間に50ミリの雨が降っています。 この雨は今後次第に弱まるでしょう。
本庄川流域の27日9時10分〜29日9時10分までの流域平均雨量は473ミリ。29日9時10分〜29日12時10分までの流域平均雨量の見込みは18ミリ。