また・九州北部地方、引き続き30日日中にかけて線状降水帯および大雨災害の危険性
公開日 2024年08月29日 16:35,
更新日 2024年08月30日 05:38
8月30日5時35分、福岡管区気象台は、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性を発表した。また・九州北部地方では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒する必要がある。
台風第10号は、30日昼過ぎにかけて、九州北部地方を横断する見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。また、九州北部地方では、引き続き30日日中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
台風第10号は、30日5時には、日田市付近をゆっくりした速さで北東へ進んでいるものと推定されます。これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっている所があります。降り始めからの雨量が600mmを超える記録的な大雨となっており、福岡県と大分県では48時間降水量などが観測史上1位となった所があります。
今後、台風は30日昼過ぎにかけて九州北部地方を横断する見込みです。
このため九州北部地方では、30日夕方にかけて非常に強い風が吹き、台風本体の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となり、30日昼過ぎにかけて非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
雨の実況
27日06時から30日05時までの降水量（アメダスによる速報値）
山口県
宇部 208.5mm
下関市竹崎 170.0mm
下松 165.0mm
福岡県
小倉南区東谷 485.5mm
福岡市早良脇山 340.0mm
添田町野田 334.0mm
大分県
由布市湯布院 617.0mm
佐伯市佐伯 611.0mm
佐伯市宇目 516.5mm
佐賀県
佐賀空港 146.0mm
佐賀市北山 138.5mm
鳥栖 126.5mm
熊本県
湯前町湯前横谷 513.0mm
五木 361.0mm
あさぎり町上 318.5mm
長崎県
雲仙岳 376.5mm
島原 192.0mm
壱岐空港 139.5mm
風の実況
28日00時から30日05時までの最大風速と最大瞬間風速（アメダスによる速報値 単位：m）
山口県
宇部
最大風速 18.5m 東北東 ※欠測値を含む （29日18時23分）
最大瞬間風速 24.7m 東北東 ※欠測値を含む （29日15時16分）
福岡県
北九州空港
最大風速 18.7m 北東 ※欠測値を含む （29日13時24分）
最大瞬間風速 23.1m 北東 ※欠測値を含む （29日13時21分）
大分県
佐伯市蒲江
最大風速 20.7m 南南東 （29日12時27分）
最大瞬間風速 35.8m 南南東 （29日06時02分）
佐賀県
佐賀市駅前中央
最大風速 22.4m 北東 （29日10時54分）
最大瞬間風速 31.2m 北東 （29日11時02分）
熊本県
熊本空港
最大風速 21.6m 東 ※欠測値を含む （29日09時18分）
最大瞬間風速 30.3m 東 ※欠測値を含む （29日09時23分）
長崎県
雲仙岳
最大風速 23.3m 東北東 （29日05時54分）
最大瞬間風速 38.0m 北東 （29日05時53分）
風の予想
30日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
対馬海峡 20m （30m）
九州西海上 16m （30m）
豊後水道 23m （35m）
瀬戸内海 23m （35m）
有明海 15m （25m）
陸上 20m （35m）
波の予想
30日に予想される波の高さ
対馬海峡 5m うねりを伴う
九州西海上 5m うねりを伴う
豊後水道 5m うねりを伴う
瀬戸内海 3m うねりを伴う
有明海 2.5m
雨の予想
30日に予想される1時間降水量は多い所で、
山口県 50mm
福岡県 50mm
佐賀県 40mm
長崎県 30mm
大分県 40mm
熊本県 50mm
30日6時から31日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
山口県 150mm
福岡県 150mm
佐賀県 150mm
長崎県 100mm
大分県 180mm
熊本県 180mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、山口県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県 30日日中にかけてです。
防災事項
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。高潮に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。台風の進路や、土砂災害、浸水害、洪水災害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、30日11時30分頃に発表する予定です。
福岡管区気象台の発表内容
台風第10号は、30日昼過ぎにかけて、九州北部地方を横断する見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。また、九州北部地方では、引き続き30日日中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
気象概況
台風第10号は、30日5時には、日田市付近をゆっくりした速さで北東へ進んでいるものと推定されます。これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっている所があります。降り始めからの雨量が600mmを超える記録的な大雨となっており、福岡県と大分県では48時間降水量などが観測史上1位となった所があります。
今後、台風は30日昼過ぎにかけて九州北部地方を横断する見込みです。
このため九州北部地方では、30日夕方にかけて非常に強い風が吹き、台風本体の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となり、30日昼過ぎにかけて非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
雨の実況
27日06時から30日05時までの降水量（アメダスによる速報値）
山口県
宇部 208.5mm
下関市竹崎 170.0mm
下松 165.0mm
福岡県
小倉南区東谷 485.5mm
福岡市早良脇山 340.0mm
添田町野田 334.0mm
大分県
由布市湯布院 617.0mm
佐伯市佐伯 611.0mm
佐伯市宇目 516.5mm
佐賀県
佐賀空港 146.0mm
佐賀市北山 138.5mm
鳥栖 126.5mm
熊本県
湯前町湯前横谷 513.0mm
五木 361.0mm
あさぎり町上 318.5mm
長崎県
雲仙岳 376.5mm
島原 192.0mm
壱岐空港 139.5mm
風の実況
28日00時から30日05時までの最大風速と最大瞬間風速（アメダスによる速報値 単位：m）
山口県
宇部
最大風速 18.5m 東北東 ※欠測値を含む （29日18時23分）
最大瞬間風速 24.7m 東北東 ※欠測値を含む （29日15時16分）
福岡県
北九州空港
最大風速 18.7m 北東 ※欠測値を含む （29日13時24分）
最大瞬間風速 23.1m 北東 ※欠測値を含む （29日13時21分）
大分県
佐伯市蒲江
最大風速 20.7m 南南東 （29日12時27分）
最大瞬間風速 35.8m 南南東 （29日06時02分）
佐賀県
佐賀市駅前中央
最大風速 22.4m 北東 （29日10時54分）
最大瞬間風速 31.2m 北東 （29日11時02分）
熊本県
熊本空港
最大風速 21.6m 東 ※欠測値を含む （29日09時18分）
最大瞬間風速 30.3m 東 ※欠測値を含む （29日09時23分）
長崎県
雲仙岳
最大風速 23.3m 東北東 （29日05時54分）
最大瞬間風速 38.0m 北東 （29日05時53分）
風の予想
30日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
対馬海峡 20m （30m）
九州西海上 16m （30m）
豊後水道 23m （35m）
瀬戸内海 23m （35m）
有明海 15m （25m）
陸上 20m （35m）
波の予想
30日に予想される波の高さ
対馬海峡 5m うねりを伴う
九州西海上 5m うねりを伴う
豊後水道 5m うねりを伴う
瀬戸内海 3m うねりを伴う
有明海 2.5m
雨の予想
30日に予想される1時間降水量は多い所で、
山口県 50mm
福岡県 50mm
佐賀県 40mm
長崎県 30mm
大分県 40mm
熊本県 50mm
30日6時から31日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
山口県 150mm
福岡県 150mm
佐賀県 150mm
長崎県 100mm
大分県 180mm
熊本県 180mm
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、山口県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県 30日日中にかけてです。
防災事項
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。高潮に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後、発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。台風の進路や、土砂災害、浸水害、洪水災害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、30日11時30分頃に発表する予定です。
🚨 お住まいの方は、気象情報などにご注意下さい
- 崖や川の近くなど、危険な場所にいる方（土砂災害警戒区域や浸水想定区域など、災害が想定される区域にいる方）は、地元市町村から発令されている避難情報に従い、直ちに適切な避難行動をとってください。
- 周りの状況を確認し、避難場所への避難がかえって危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。
- 市町村から避難情報が発令されていなくても、今後、急激に状況が悪化するおそれもあります。キキクル（危険度分布）や水位情報等の情報を確認し、少しでも危険を感じた場合には、自ら安全な場所へ移動する判断をしてください。
- 大雨の被害は、お住いの地域によって種類や危険度が異なります。たとえば河川の近くや低地は浸水被害、山沿いは土砂災害の危険性が高まります。またご高齢の方や避難に時間を要する方は、早めの避難開始が望ましくなっています。
💡 線状降水帯とは
線状降水帯とは、発達した雨雲（積乱雲）が組織化した積乱雲群が、数時間にわたりほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50～300km程度、幅20～50km程度の強い降水をともなう雨域のことです。
毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。周辺地域に住む方は、今後の気象情報や警戒情報に十分注意して下さい。
