目黒川(東京都)が氾濫危険水位に到達して、氾濫する危険性
公開日 2024年08月30日 02:51,
更新日 2024年08月30日 02:52
8月30日2時50分、東京都と気象庁は、目黒川で氾濫危険水位に到達し、氾濫の恐れがあると発表した。
危険な場所からの避難が必要とされる「警戒レベル4相当」にあたり、河川がいつ氾濫してもおかしくない状態である。
災害が想定されている区域等では、自治体からの避難指示の発令に留意するとともに、避難指示が発令されていなくても自ら避難判断をすることが望ましい。
東京都と気象庁は、観測所ごとの川の危険度や防災上の留意点を以下のように発表している。
【警戒レベル4相当】これは、避難指示の発令の目安です。 流域の住民は、建物の二階に避難するなど浸水に警戒してください。 特に、地下施設は水が流れ込むおそれがありますので、十分警戒してください。 <水位> 目黒川の各水位観測所の実況水位(30日2時34分)と予測水位(30日3時30分までの最大値) は次のとおりです。 青葉台水位観測所[目黒区] 実況 2.86(A.P.10.13)m 氾濫発生水位まで あと181センチ 予想 3.39(A.P.10.66)m 氾濫発生水位まで あと128センチ 荏原調節池上流水位観測所[品川区] 実況 4.45(A.P.1.94)m 氾濫発生水位まで あと348センチ 予想 5.68(A.P.3.17)m 氾濫発生水位まで あと225センチ 今後、これらの基準点において水位上昇の危険があるので、注視して下さい。
氾濫想定地区
▽ 氾濫による浸水が想定される地区は、以下の通り
東京都品川区品川区
東京都目黒区目黒区
雨量情報
多いところで1時間に10ミリの雨が降っています。 この雨は当分この状態が続くでしょう。
目黒川流域の30日1時30分〜30日2時30分までの流域平均雨量は15ミリ。30日2時30分〜30日3時30分までの流域平均雨量の見込みは10ミリ。