沖縄本島地方、令和6年台風第18号に関する気象情報が更新

気象概況

非常に強い台風第18号は、2日15時には南シナ海の北緯22度00分、東経119度25分にあって、ゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m、最大瞬間風速は70mで中心から半径110km以内では風速25m以上の暴風となっています。また、中心から半径280km以内では風速15m以上の強い風が吹いています。

台風は、5日頃にかけて台湾付近をゆっくりと北上し、沖縄本島地方は、台風周辺の湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

雨の予想

2日から3日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、

本島中南部 30mm

本島北部 30mm

久米島 30mm

2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

本島中南部 80mm

本島北部 80mm

久米島 80mm

その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

本島中南部 80mm

本島北部 80mm

久米島 80mm

波の予想

2日に予想される波の高さ

本島中南部 3m うねりを伴う

本島北部 3m うねりを伴う

久米島 3m うねりを伴う

3日に予想される波の高さ

本島中南部 3m うねりを伴う

本島北部 3m うねりを伴う

久米島 3m うねりを伴う

4日に予想される波の高さ

本島中南部 2.5m うねりを伴う

本島北部 2.5m うねりを伴う

久米島 3m うねりを伴う

防災事項

沖縄本島地方では、3日にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。本島北部では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、3日明け方にかけて土砂災害に十分注意してください。沖縄本島地方では、4日にかけて雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

沖縄本島地方の沿岸の海域ではうねりを伴い波が高くなっています。4日にかけてうねりを伴う高波に注意してください。

沖縄本島地方では、3日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

補足事項

今後発表する防災気象情報に留意してください。

次の情報は、3日5時頃に発表する予定です。