新潟県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2024年12月16日 16:31,
更新日 2024年12月16日 23:12
12月16日22時45分、新潟地方気象台は、新潟県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
新潟地方気象台の発表内容
18日にかけて、中越では土砂災害に警戒し、新潟県では落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
気象概況
日本付近は冬型の気圧配置となっており、18日にかけて続く見込みです。北陸地方の上空5500m付近には、氷点下27度以下の寒気が流れ込んでおり、18日にかけて寒気はさらに強まるでしょう。
このため、18日にかけて新潟県では大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。また、新潟県の平地では断続的に雨の降る所があるでしょう。
雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合は、現在発表していない地域にも大雨警報を発表する可能性があります。これまでの雨や令和6年度能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
17日0時から18日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 50mm
中越 80mm
上越 80mm
佐渡 40mm
その後、18日0時から19日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 50mm
中越 50mm
上越 50mm
防災事項
18日にかけて、中越では土砂災害に警戒し、新潟県では落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
この情報は「雷と突風及び降ひょうに関する新潟県気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雨と雷及び突風に関する新潟県気象情報」は、17日6時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。