Instagramは11月3日、デジタルコレクティブル(NFT)の作成および売買機能の開始を発表した。同機能は今年5月からアメリカの一部のユーザーの間でテスト導入され、8月には投稿機能が100ヶ国で利用できるようになっていた。
デジタルコレクティブルとは、NFTと紐づけられたデジタル資産を指し、画像・動画・音楽・トレーディングカード等が含まれる。Instagramとデジタルウォレットを連携することで、NFTアートのフィード上への表示や購入が可能となる。
さらに、通常課されるブロックチェーン手数料(*1)(いわゆる「ガス代」)は2024年まで無料としており、親会社である米・Metaの積極的な投資姿勢が伺える。
Instagram のデジタルコレクティブル(NFT)投稿および売買機能とはどのような機能だろうか?そして、なぜ Meta は NFT に参入し、どのような事業展開を想定しているのだろうか?
(*1)ブロックチェーンでデジタルコレクティブルを購入、作成、販売、譲渡する際に課される手数料。ガス代とも呼ばれ、ネットワーク上でのトランザクション数(ブロックチェーン上に記録される取引記録の数量)に応じて金額が変動する。