綾瀬川(谷古宇区間)(埼玉県・東京都)が氾濫危険水位に到達して、氾濫する危険性
公開日 2023年06月03日 03:08,
更新日 2023年06月03日 03:09
6月3日3時00分、江戸川河川事務所、熊谷地方気象台、気象庁は、綾瀬川(谷古宇区間)で氾濫危険水位に到達し、氾濫の恐れがあると発表した。
危険な場所からの避難が必要とされる「警戒レベル4相当」にあたり、河川がいつ氾濫してもおかしくない状態である。
災害が想定されている区域等では、自治体からの避難指示の発令に留意するとともに、避難指示が発令されていなくても自ら避難判断をすることが望ましい。
江戸川河川事務所、熊谷地方気象台、気象庁は、観測所ごとの川の危険度や防災上の留意点を以下のように発表している。
【警戒レベル4相当】これは、避難指示の発令の目安です。綾瀬川の谷古宇水位観測所(草加市)では、「氾濫危険水位」に到達しました。綾瀬川では堤防決壊等による氾濫のおそれがあり、草加市、越谷市、八潮市、足立区、葛飾区では浸水するおそれがあります。直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。
氾濫想定地区
▽ 氾濫による浸水が想定される地区は、以下の通り
埼玉県草加市
埼玉県越谷市
埼玉県八潮市
東京都足立区
東京都葛飾区
雨量情報
多いところで1時間に18ミリの雨が降っています。 この雨は今後次第に弱まるでしょう。
綾瀬川流域の2日0時00分〜3日2時40分までの流域平均雨量は160ミリ。3日2時40分〜3日5時40分までの流域平均雨量の見込みは10ミリ。