米・バイデン大統領の愛犬、職員に繰り返し噛みつき退去 = 10回以上にわたり
公開日 2023年10月05日 16:20,
更新日 2023年10月05日 17:26
バイデン大統領の愛犬、ジャーマン・シェパードの「コマンダー」が、ホワイトハウスの職員や大統領を警備するシークレットサービスの職員に噛みつく事件が相次いだため、退去となった。
保守系団体 Judicial Watch が公開した資料によれば、コマンダーはこれまでに10回以上にわたって複数の職員の腕や太ももに噛みつく事件を起こしたとされる。ただし米・CNN によれば、噛みつき事件の件数は報告されている以上だという。
コマンダーは2歳で、先週もシークレットサービスの職員に噛み付いたことが報じられた。ホワイトハウスの暮らしでストレスを受けていることが原因とされ、バイデン大統領が飼っている他の犬、「メイジャー」も噛みつき事件を起こした記録がある。
これまでコマンダーは、訓練やリードでの飼育などが試みられてきたが、事態は改善しないまま今回の措置となった。今後の対応は検討中であり、この退去が永続的なものとなるかは不明だ。
Thumbnail : President Joe Biden poses for photos with his dog Commander(United States government work, Public domain)