岩手県、大雨と雷及びひょうに関する気象情報が更新
公開日 2024年07月08日 06:17,
更新日 2024年07月11日 06:02
7月11日5時59分、盛岡地方気象台は、岩手県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
盛岡地方気象台の発表内容
岩手県では、大雨の峠は越えましたが、これまで降った雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。11日夕方にかけて、土砂災害や河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してください。
気象概況
梅雨前線が、華中から西日本、東北地方を通って日本の東にのびており、前線上の低気圧が三陸沖を東北東へ進んでいます。岩手県では、大雨の峠は越えましたが、気圧の谷や気温上昇の影響により、大気の不安定な状態が続くでしょう。
このため、岩手県では、雷を伴った強い雨の降る所がある見込みです。
雨の実況
降り始め(10日08時)から11日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
一関市祭畤 59.5mm
奥州市衣川 54.5mm
西和賀町湯田 50.0mm
西和賀町沢内 49.5mm
住田 47.5mm
雨の予想
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
内陸 20mm
沿岸北部 20mm
沿岸南部 20mm
11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
内陸 40mm
沿岸北部 40mm
沿岸南部 40mm
防災事項
内陸と沿岸北部では、11日夕方にかけて、土砂災害や河川の増水に注意してください。また、岩手県では、11日夕方にかけて、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
これで、「大雨と雷及びひょうに関する岩手県気象情報」は終了します。