石川県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2024年07月15日 16:47,
更新日 2024年07月17日 16:45
7月17日16時40分、金沢地方気象台は、石川県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
金沢地方気象台の発表内容
石川県では、17日夜のはじめ頃にかけて土砂災害に注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
気象概況
梅雨前線が朝鮮半島から東日本を通って日本の東へのびており、前線は17日夜にかけて北陸地方を北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、石川県では17日夜のはじめ頃にかけて大気の非常に不安定な状態が続くため、雷を伴った強い雨の降る所がある見込みです。
石川県では、これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
17日に予想される1時間降水量は多い所で、
加賀 20mm
能登 20mm
17日18時から18日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
加賀 20mm
能登 20mm
防災事項
石川県では、大雨のおそれはなくなりましたが、17日夜のはじめ頃にかけて土砂災害、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨と雷及び突風に関する石川県気象情報」は終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い、石川県では大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準や洪水警報・注意報の流域雨量指数基準および高潮警報・注意報の基準を通常より引き下げた暫定基準で運用している市町があります。