三重県、令和6年 台風第10号に関する気象情報が更新
公開日 2024年08月23日 17:11,
更新日 2024年09月01日 16:37
9月1日16時30分、津地方気象台は、三重県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
津地方気象台の発表内容
台風第10号は熱帯低気圧に変わりました。三重県では、これまでに降った記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。2日明け方にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
気象概況
台風第10号は、1日12時に東海道沖で熱帯低気圧に変わりました。三重県では、これまでの記録的な大雨により地盤が緩み、土砂災害の危険度が高くなっている所があります。
三重県では、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態が続くため、2日朝にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨の実況
1日16時現在の48時間降水量(アメダスによる速報値)
大紀町藤坂峠 283.0mm
松阪市粥見 258.5mm
紀北町紀伊長島 219.0mm
尾鷲 176.5mm
大台町宮川 162.0mm
降り始め(8月25日18時)から9月1日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
大台町宮川 743.5mm
尾鷲 704.0mm
大紀町藤坂峠 663.0mm
津 598.5mm
松阪市粥見 593.5mm
雨の予想
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
北中部 60mm
南部 60mm
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
北中部 60mm
南部 50mm
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北中部 150mm
南部 150mm
防災事項
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで、「令和6年 台風第10号に関する三重県気象情報」は終了しますが、今後、「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」を2日6時頃に発表する予定です。