新潟県、令和6年 台風第10号に関する気象情報が更新
公開日 2024年08月30日 17:13,
更新日 2024年09月01日 16:41
9月1日16時38分、新潟地方気象台は、新潟県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
新潟地方気象台の発表内容
台風第10号は、1日12時に熱帯低気圧に変わりましたが、2日は日本海に発生する別の低気圧の影響を受ける見込みです。新潟県では2日朝から夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
気象概況
台風第10号は、1日12時に熱帯低気圧に変わり、東海道沖をゆっくりとした速さで北西へ進んでいます。2日は別の低気圧が日本海に発生し、北陸地方を通過する見込みです。
新潟県では、低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、2日朝から夕方にかけて雷を伴って激しい雨が降り、2日は大雨となる所があるでしょう。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。これまでに降った雨や令和6年能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
下越 40mm
中越 40mm
上越 40mm
佐渡 40mm
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 60mm
中越 60mm
上越 80mm
佐渡 80mm
防災事項
新潟県では2日朝から夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「令和6年 台風第10号に関する新潟県気象情報」は終了しますが、今後、「大雨に関する新潟県気象情報」を2日6時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。