弘前大学助教
早稲田大学高等研究所のち現職。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。専門は比較政治経済学、計量政治経済史。 論文に「日本における「ねじれ」た金融緩和選好を説明する:イデオロギーと政策選好の関係に情報環境が与える影響の実験的検証」『選挙研究』(近刊 共著)、『松方財政期における土地関連税不納と自殺」『社会経済史学』、「政治体制と栄養不足」『比較政治研究』、「貧困の政治経済学」(博士論文)、その他多数。 コロナ問題に関しては“COVID-19 and Government Responses”(SocArxiv)、“Socioeconomic Inequality and COVID-19 Prevalence across Municipalities in Catalonia, Spain” (SocArxiv 共著)、「COVID-19 死亡率の要因国際比較分析」(WIAS Discussion Paper 共著)がある。

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アマゾンプライム解約運動と本をありがたがる人々[1]

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三浦瑠麗氏(と松本人志氏)のCM出演をきっかけに、アマゾンプライム解約運動が巻き起こっている。問題の発端は、三浦氏が徴兵制の導入を主張し、安倍政権にも近いからだとされる。こうした徴兵制導入をめぐる問題···

コロナ禍における実例で見る「客観的」データに隠れた問題

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一旦は落ち着いたかに見えたコロナウイルスの感染が日本においても止まらない。2020年7月25日現在1日に確認される陽性者数は1000人前後に上っており、状況は悪化している。この問題は、世界中を大きな混···

日本でガラパゴス化する「専門知」(2)―金融緩和の例―

無料記事 / 政治

前回は、新型コロナウイルス対策を例に、PCR検査の抑制とクラスター対策という日本独自のガラパゴス化した方法を取り上げたが、このような記事を執筆しようと思い立ったのは、以前から日本のガラパゴス化した専門···

日本でガラパゴス化する「専門知」(1)―新型コロナウイルス対策の例― [1]

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日本では学問がなぜかガラパゴス化する。筆者は専門である社会科学において、常々そう感じていたが、今回新型コロナウイルスの猛威にあって、自然科学においても同種の現象が見られるのを目の当たりにした。本稿では···

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