福岡県、大雨と落雷及び突風に関する気象情報が発表
公開日 2024年09月20日 11:13,
更新日 2024年09月20日 11:13
9月20日11時10分、福岡管区気象台は、福岡県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雨と落雷及び突風に関する気象情報を発表した。
福岡管区気象台の発表内容
福岡県では、21日夜のはじめ頃から22日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
気象概況
前線が、日本海から朝鮮半島をとおり黄海にのびており、次第に南下する見込みです。また、台風第14号が華中付近にあり、今後、進路を東へ変え、21日の日中には朝鮮半島付近で温帯低気圧に変わる見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため、福岡県では21日夕方から22日にかけて激しい雨が降り、前線の活動が予想以上に活発となった場合は警報級の大雨となる所があるでしょう。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
雨の予想
21日に予想される1時間降水量は多い所で、
福岡地方 30mm
北九州地方 30mm
筑豊地方 30mm
筑後地方 40mm
20日12時から21日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡地方 50mm
北九州地方 50mm
筑豊地方 50mm
筑後地方 50mm
その後、21日12時から22日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡地方 120mm
北九州地方 120mm
筑豊地方 120mm
筑後地方 150mm
防災事項
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、20日16時30分頃に発表する予定です。