新潟県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年10月31日 16:55,
更新日 2024年11月01日 05:57
11月1日5時53分、新潟地方気象台は、新潟県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
新潟地方気象台の発表内容
新潟県では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
気象概況
前線が東シナ海から日本の南に停滞しています。また、台風第21号が台湾海峡を北上しています。
前線は2日にかけて、西日本から東日本へ北上する見込みです。台風第21号は、1日夜には東シナ海で温帯低気圧に変わり、前線上を東北東へ進むでしょう。また、2日は前線上の西日本に低気圧が発生し、3日はじめにかけて東日本に進む見込みです。
新潟県では、2日は前線や低気圧の影響で雨が降り続き、大雨となる所があるでしょう。
雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合は警報級の大雨となる可能性があります。また、令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
下越 20mm
中越 20mm
上越 20mm
佐渡 20mm
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 10mm
中越 15mm
上越 20mm
佐渡 30mm
その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 80mm
中越 100mm
上越 100mm
佐渡 60mm
防災事項
新潟県では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨に関する新潟県気象情報」は、1日17時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。