愛知県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2023年09月10日 05:31,
更新日 2023年10月26日 20:56
9月12日16時35分、名古屋地方気象台は、愛知県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
名古屋地方気象台の発表内容
愛知県では、警報級の雨の可能性は低くなりましたが、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。12日夜のはじめ頃まで、土砂災害に注意してください。また、低い土地の浸水や河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。
気象概況
東海地方には、アリューシャンの南に中心を持つ高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、上空約6000mには、氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、愛知県では、12日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨の実況
降り始め(11日0時)から12日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
豊橋市神野新田町 153.5mm
南知多町豊丘 143.0mm
西尾市一色町 135.5mm
蒲郡市神ノ郷町 131.5mm
田原市伊良湖 114.0mm
雨の予想
12日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 40mm
東部 40mm
防災事項
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
これで「大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報」は終了します。