石川県、大雨に関する気象情報が更新
公開日 2024年10月03日 11:03,
更新日 2024年10月04日 16:32
10月4日16時29分、金沢地方気象台は、石川県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
金沢地方気象台の発表内容
能登では、4日夕方にかけて土砂災害に、4日夜遅くにかけて河川の増水に注意してください。
気象概況
前線が東シナ海から北陸地方を通って日本の東にのびています。前線は5日朝にかけて日本の南に南下する見込みです。
警報級の大雨のおそれはなくなりましたが、令和6年能登半島地震や9月21日から22日にかけての記録的な大雨を含むこれまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所や河川が増水している所があります。特に能登の被災地域では少ない雨量でも土砂災害や洪水災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の実況
降り始め(2日09時)から4日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
輪島 89.5mm
七尾 89.5mm
羽咋 89.5mm
珠洲 87.5mm
輪島市門前 80.5mm
金沢 80.5mm
小松 75.0mm
医王山 72.0mm
輪島市三井 71.0mm
志賀 69.5mm
防災事項
能登では、4日夕方にかけて土砂災害に、4日夜遅くにかけて河川の増水に注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨に関する石川県気象情報」は、終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い、石川県では大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準や洪水警報・注意報の流域雨量指数基準および高潮警報・注意報の基準を通常より引き下げた暫定基準で運用している市町があります。