新潟県、大雨に関する気象情報が発表
公開日 2024年10月07日 16:57,
更新日 2024年10月07日 16:58
10月7日16時52分、新潟地方気象台は、新潟県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために大雨に関する気象情報を発表した。
新潟地方気象台の発表内容
佐渡では7日夜遅くにかけて、下越では8日明け方にかけて、中越、上越では8日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒してください。
気象概況
前線が西日本から北陸地方を通り東北地方へのびています。前線は8日朝には本州の太平洋側へ南下する見込みです。
新潟県では、前線や湿った空気の影響により、8日にかけて雨が降り、強い雨の降る所があるでしょう。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
7日から8日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
下越 20mm
中越 20mm
上越 20mm
佐渡 20mm
7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 40mm
中越 60mm
上越 60mm
佐渡 30mm
防災事項
佐渡では7日夜遅くにかけて、下越では8日明け方にかけて、中越、上越では8日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒してください。また、新潟県では低い土地の浸水や河川の増水にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨に関する新潟県気象情報」は、8日6時頃に発表する予定です。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった新潟県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。