富山県、大雨と雷及び突風に関する気象情報が更新
公開日 2024年10月18日 11:25,
更新日 2024年10月19日 17:06
10月19日16時49分、富山地方気象台は、富山県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
富山地方気象台の発表内容
富山県では、19日夕方は低い土地の浸水や河川の増水に、20日明け方まで土砂災害に注意・警戒してください。また、19日夕方は落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
気象概況
寒冷前線が北陸地方を通過中です。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっているため、富山県では19日夕方は雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。
その後、一時的に日本付近は西高東低の気圧配置となり、寒気や湿った空気の影響で20日明け方にかけて雨が降る見込みです。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨の予想
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 30mm
西部 30mm
19日18時から20日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 40mm
西部 40mm
防災事項
富山県では、19日夕方は低い土地の浸水や河川の増水に、20日明け方まで土砂災害に注意・警戒してください。また、19日夕方は落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
補足事項
今後発表する防災気象情報に留意してください。
これで「大雨と雷及び突風に関する富山県気象情報」は終了します。
お知らせ
令和6年能登半島地震に伴い揺れの大きかった富山県内の市町村では、地震による地盤の緩みを考慮し、大雨警報・注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。