福岡県、大雨と暴風及び落雷に関する気象情報が更新
公開日 2024年10月31日 11:17,
更新日 2024年11月01日 11:09
11月1日11時6分、福岡管区気象台は、福岡県に発表されている警報・注意報の経過、予測、防災上の留意点などを解説するために発表していた気象情報を更新した。
福岡管区気象台の発表内容
福岡県では、2日朝から夕方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。2日朝から昼過ぎにかけて暴風に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
気象概況
台風第21号は、1日夜には東シナ海で前線を伴った温帯低気圧に変わり東進する見込みです。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。また、気圧の傾きが大きくなるでしょう。
このため福岡県では、2日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、特に2日朝から昼過ぎは非常に激しく降り、大雨となるおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
また、福岡地方の沿岸の海域、北九州地方の響灘では、2日朝から昼過ぎにかけて非常に強い風が吹くでしょう。
雨の予想
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
福岡地方 30mm
北九州地方 30mm
筑豊地方 30mm
筑後地方 30mm
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
福岡地方 60mm
北九州地方 60mm
筑豊地方 60mm
筑後地方 60mm
1日12時から2日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡地方 200mm
北九州地方 200mm
筑豊地方 200mm
筑後地方 200mm
その後、2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡地方 50mm
北九州地方 50mm
筑豊地方 50mm
筑後地方 50mm
風の予想
2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
福岡地方の沿岸の海域 20m (30m)
北九州地方の響灘 20m (30m)
北九州地方の瀬戸内側 12m (25m)
筑後地方の沿岸の海域 13m (25m)
陸上 15m (30m)
防災事項
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
補足事項
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は、「大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報」を引き継ぐものです。
次の情報は、1日16時30分頃に発表する予定です。